長崎県西彼町の西海橋近くにて開祖ご夫妻。

谷口貴康撮影

　開祖・谷口雅春先生は、永遠に滅びることのない「価値ある生活」をお教え下さいました。その〝永遠に滅びざる価値〟というのは「神」しかいない。生活や行いが神の御心を行じているのだという自覚を持てば、そこに、永遠の価値につながる生活を今生きているという〝本当の生きがい〟を私たちは感じることができるのです。

　どんなに栄えているように今、見えていても、やがてその仕事や生活が消えてしまうというような、そんな価値しかなかったら、私たちは真剣にそれに取り組むことはできません。

　けれども、開祖の御教えは、神が人類を光明化し、苦痛災難を減じ、癒やし、重荷を負う人にラクを与え、喜びをもたらそうとされて興った「神の御心を実現する運動」です。その行く手には不可能はないと開祖は断言されています。

　多くの国がある中で、日本の国に開祖がお生まれになり、日本語で説かれた教えです。日本人こそがまず真理を感じ、生活に体験して、生をうけたこの国を愛し護って欲しいし、さらに、真理というものは万国共通なので、「開祖・谷口雅春先生の御教え」として弘まってきた歴史があり、今後も各国の人々にも広く真理が伝わることを念願しています。