日本が今、直面している危機と来たる参議院選挙の重要性について

合掌

最近の日本の政治を見ておりますと、本来ならば日本国と国民の安全と繁栄のために全力をあげるべき〝日本の諸政党〟は、与党も野党も日本を衰亡させて「貧国弱兵」とし、〝近隣諸国〟とりわけ中国を肥えさせ強大にする「中国の富国強兵」のために働いているとしか思えない政策を、さらに押し進めようとしています。そのような、わが国より外国の利益を優先するような議員は、日本国の議員としてふさわしくないのは当然です。

 そのように、日本より外国、又は外国人を大切にする政策の中で、もっとも顕著なものは、

●第一に、みさかいなく外国から移民を導入する移民政策。

この政策は、イギリス、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ諸国がかつて実行し、その結果、外国からの移民の人口増加率のほうがはるかに高いので自国でどんどん増え、治安が悪くなり、自国民は夜は危険すぎて家の外にも出られない状況になっています。自国民が移民に圧倒され国を奪われかねない状況になった結果、どの国も移民政策を大幅に制限しようとしているのです。

私たちの祖先が長い歴史を通じて幾多の困難を乗りこえ、今日まで護り通して来てくれたすばらしい日本の国と、世界に類を見ないすぐれた文化と伝統を、私たちも大切に護って子孫に遺す義務があるのです。

みさかいのない移民政策は、大切なものをすべて破壊する危険をはらんでいます。すでに欧米ではその災いが現実となっているのに、日本政府はそれを無視するのみならず、不法滞在者や犯罪者にきわめて甘く、〝外国人〟がくり返し犯罪を犯しても、逮捕もせずに見て見ぬふりをしています。これは日本の将来にとってきわめて危険な状態で一刻も早く改めねばなりません。日本を、日本人が安心して住めないような国にしてはなりません。

 

第二に、日本を衰亡させ、シナを肥やす太陽光発電や風力発電などの再生エネルギー拡大政策。

1980年代末期にとつぜん現れた「脱炭素」、すなわち人間の排出するCO2(炭酸ガス)が地球環境を破壊し、異常な温暖化をまねくから、その排出量を減らすという〝国連〟の主張は、なんら科学的根拠のない大ウソであることは、今日では明らかになっています。

 にもかかわらず、日本政府は未だに政策を転換することなく、さらに推進させようと血まなこになっています。これはもう単に〝無知〟とか〝愚か〟とかいうより、何か別の目的のために行おうとしているとしか思えません。

もっと詳しくご説明したいのですが、紙面の都合もあり、このことに関しては『ときみつる會』公式サイトから、機関誌のコーナーへ入っていただきくと「心のかけはし」誌の広告がありますので、機関誌で167号(令和5年7−8月号)、168号、170号に「日本復興への道」(一)(二)(三)に詳しく説明してありますので、ぜひお読みください。

 

第三に、外国人や外国資本、とりわけ中国が日本の広大な土地をここ数十年次々と買収していて、その中には自衛隊の基地など重要地点からすぐ近くの土地や、水源地にあたる土地も各地で買収されています。

これらは「日本の防衛」にとってきわめて危険なことです。また、農地もかなり買収されていますが、わが国日本の食糧の生産地が減り、逆に中国人のための食糧生産地ともなり得ることですから、食糧の安全保障にとってたいへん危険なことなのです。日本人がおいしい日本の米も十分に食べられなくなったら、取り返しがつきません。

 

●さらにマンションなどの不動産も次々と中国などの外国資本に買い占められています。これは今までそこに住んでいた日本人のテナントがやがて追い出され、中国人のための住宅あるいは民泊などの施設になる危険性をはらんでいます。これは一種の「経済侵略」です。

国家にとって「国土」や不動産はきわめて大切なものなのに、過去数十年にわたり、そのような国家の安全をおびやかすようなことを一切とり締まろうとしない不可思議な態度をとっているのが、自民党・公明党による日本政府なのです。

かつての自民党にはまだ国を愛し、皇室を敬い、国を護る気概をもった議員が相当数いたように思われました。しかし今や自民党は、左翼の立憲民主党、中国寄りの維新の会などの野党と同じく、中国におもねり喜ばせ、日本を衰亡させるようなことばかりするようになり果てたといっても過言ではないでしょう。

では野党はどうかといえば、言うまでもなくほとんどすべての野党も反日・売国的政策であり、わが国の安全や繁栄、日本の尊い文化や伝統の継承など、考えてもいない活動をしているようにさえ見えます。

 

日本保守党の出現

 そのような状況のなかで、天下の悪法「LGBT法案」を、保守であるはずだった自民党が率先して強行採決した時、『永遠の0』など多くのベストセラーを著した作家であり愛国者でもある(ひゃく)()(なお)()は日本の既存政党に絶望し、令和5年1017日、愛国のジャーナリスト・(あり)(もと)(かおり)、当時名古屋市長だった河村たかし氏とともに政治団体「日本保守党」を設立しました。その後同党は多くの人々の賛同をえて急速に発展し、翌令和610月の衆議院選挙では比例代表で114万以上の票を獲得し、得票率2%以上となったので「国政政党」となることができました。結党からわずか1年ほどで国政政党となった例はなく、過去最速といわれています。(当選者は、小選挙区1名、比例代表2名)。

 私は、この百田氏と有本氏らの言論活動を、数年来インターネットや著書などで見てきましたが、その論説は終始一貫してひたすら日本の文化と伝統を護り、「日本を豊かに、強く」の標語通りでブレがありません。その標語は明治政府がかかげた「富国強兵」と同じ意味であり、それは一国の方針として、どの国でも時代を超えてあてはまるものです。『ときみつる會』が発行している「まことの祈り」でも、毎月〝富国強兵の祈り〟は掲げられています。自国の富国強兵を願わない国とてないからです。

 わが国の政界は、いま与党もほとんどの野党も一様に「親中」「貧国弱兵」などの亡国的な方向になびいており、このままでは本当に十年もしないうちに日本が日本でなくなる可能性も決してないとは言えない状況です。そのような時に「日本保守党」のように純粋に日本のために尽くそうという政党が誕生したのは、天の助けでありましょう。

「日本保守党」は、その政策として「憲法復元」を唱えていませんから、100パーセント「開祖の御教え」と合致しているわけではありません。しかし、今はそのような贅沢をいっているときではありません。しかもその一点を除けば、日本保守党の政策はほとんどすべて『ときみつる會』の考え方に合っています。そのような政党は、今の日本ではどこにも見当たりません。もし開祖ご存命ならばきっとそのように仰ると、私は思います。日本保守党の政策を詳しく見たい方は、日本保守党のホームページからご覧下さい。

 

もし日本が日本でなくなってしまったら、「もう憲法復元など永遠に不可能」になってしまいます。それどころか、そのとき日本を支配するどこかの国の憲法や法律の下、属国の民としてチベットやウイグルのような悲惨な目にあう恐れすらナイとは言えません。

だからそのようなことにならないように、私は現段階で、日本を護りうる唯一の政党として「日本保守党」を応援したいと思います。賛同の方はこの参議院選挙で一票を投じていただけましたら、と思いお伝えしました。

 

●投票に関することでご参考までにもうしますと、

投票用紙は、小選挙区の立候補者の名前を書く用紙と全国比例用紙との2枚があります。

日本保守党はまだ小さい政党なので、小選挙区の立候補者は

 

《北海道》小野寺(おのでら) まさる

《福井》 おおさか 幸太郎(こうたろう)

《東京》 小坂(こさか) 英二(えいじ)

《大阪》 まさき まき

《福岡》 (もり) けんたろう

 

の5名です。皆さまの中で、その選挙区にお住まいの場合は、そこで立候補している日本保守党の候補の名前をお書きください。

全国比例の場合は、全国どこからでも候補者の名前ではなく、ただ「日本保守党」または「保守党」とお書きください。

なにかご質問がございましたら、遠慮なく『ときみつる會』までご連絡下さい。

 

令和7年7月『ときみつる會』代表 宮澤 潔