『ときみつる會』神靈殿、完成し、
各地より喜び勇んで参列者つどう
令和6年7月27日(土)午後3時より、高知県新本町一丁目の『ときみつる會』本部にて、谷口雅春先生を開祖と仰ぐ「真の生長の家の御教え」を遵奉する方々が集い、待望の〝「神靈殿」落慶祭〟が執り行われた。
●今まで『ときみつる會』本部は隣地の仮家屋にあって、今回「神靈殿」が新築完成されたので、そこへの引っ越しは7月16日だった。それから間もなくの慶び事だった。
その日、「神靈殿」を訪れる人々は、晴れやかに掲げられた国旗と会旗がはためく玄関をくぐって初の一歩を踏み入れた。
●初日の7月27日の神事(正式名は「竣功奉告祭」)にては、開祖・谷口雅春先生をご祭神とする「春永榮(はるながさかえ)神社」を正面に、右に天照大御神と豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る「神明宮」、左に住吉大神(すみのえのおおみかみ)を祀る「住吉神社」が、それぞれ、こけら葺きの屋根も真新しく千木(ちぎ)も高く光り、三殿が揃ってこの日を境に「神靈殿」の守り神となられた。同時に、全国の『ときみつる會』を通して開祖を敬われる信徒の方々に、その光が届けられたことと感じた。(三殿は同じ形、大きさで、施工を京都の有名店の宮大工さんらが請け負った)
竣功奉告祭は土佐国一宮「土佐神社」宮司および禰宜(ねぎ)ご一名に斎行いただいた。
そのあと参列者は場所を移して、同じく「神靈殿」一階の「真理の間」にて直会(なおらえ)が開催。その冒頭で宮澤潔『ときみつる會』代表役員から奉納者への感謝の辞が述べられ、来賓からの祝辞をいただいた。主な奉納者への感謝状授与に移りその献資の功績が謝せられた。
●二日目の午前は、「神靈殿」内に構えられたもう一室の「光輝(こうき)観音堂」にて「観音堂開所法要」が真言宗の高野山阿闍梨(あじゃり)により修法された。式後、本落慶に関しての法話を拝聴した。
●この日の行事には「永遠の開祖・谷口雅春先生の第39回ご復活祭祈念祭」が行われた。従来から、開祖が天界の〝開祖の座〟にお戻りになったこの日を祈念して行われる祭で、今回は特に、開祖・谷口雅春先生に再び「春永榮神社」にご降臨いただいたことの意義と感動が、参加者全員にしみじみと感じ取られた。
●その後、宮澤代表の講話、参加者の感想などのあとは、お祝い事なので土佐の名物料理「皿鉢(さわち)」を囲んで和気藹々、歓談しながらの夕餉となった。
以上の神事、法要を主体にしつつも、今回は39回目にあたる〝『ときみつる會』護法伝修会〟でもあるので、2日目には安田群馬県伝道部長、3日目には坪田神奈川県伝道部長らの講話があった。参加者全員ほどの人数が希望して感想を発表し、一同それぞれの地元での活躍や体験を分かち合った。
(『ときみつる會』広報部)
神霊殿玄関前にひるがえる国旗と会旗
三社(春永榮神社、神明宮、住吉神社)の並ぶ姿
中央の「春永榮神社」にて神事が行われる
「観音堂」にて修法がなされる
研鑚室である「真理の間」にて祝電を披露する宮澤潔代表
「真理の間」にて講話する安田群馬県伝道部長
感謝状授与
「春永榮神社」神殿の間にはいる入り口は鳥居風 掲げられた神額
一階廊下に出て、お別れ時の「感謝の握手」をする参列者のみなさん