第40回護法伝修会、開かれる

令和7130日から三日間『ときみつる會』本部、「神霊殿」にて、第40回護法伝修会が行われました。今年最初の伝修会です。

「神霊殿」は、二階に(はる)(なが)(さかえ)神社(御祭神は祖・谷口雅春先生)ほか、神明宮、住吉神社の三社が祀られた神殿と、廊下を隔てて(こう)()(かん)(のん)(どう)が両殿、内宮として構えられ、神殿・観音堂はもちろんのこと、一階の宝物殿・真理の間(研鑚室)、階段にもふんだんに天井、腰板、壁面、手すりなど様々な場所に、樹齢千年と言われる土佐一宮の杉の御神木(倒木を拝受)が建材として使われていて、新築の頃(令和67月竣功)と同じように香気がただよっています。

 一日目最初の開会式は、春永榮神社と、向かい合った光輝観音堂でそれぞれ行われ、宮澤潔『ときみつる會』代表が先導しました。

 新建築にも(かか)わらず、ここがまるで何百年も前からある由緒あるお宮という感覚に浸ったと参加者は語りました。座っているだけで心が落ち着き、光に包まれる荘厳さがあるとのことです。

 開会式の後、真理の間で参加者全員による自己紹介があり、皆さんの信仰篤い話が披露されました。

 二日目は春永榮神社に於いての「早朝行事」が午前5時から神殿にて行われ、三社拝礼の後、「祈り合い祝福祈願」と「神想観」が宮澤潔代表先導で行われました。朝食後、光輝観音堂での礼拝でした。引き締まった空気の中での聖経読誦は、一同の声が響き、心が和みました。

 その後、安田賢一群馬県伝道部長による講話でした。講話では、宇宙には大自療力、癒す力が満ち満ちていることから話し出され、深い真理の話でした。

 昼食・休憩の後、献労の時間です。宮澤代表が今回の献労の意義を説明して後、神霊殿の清掃、献本の記帳、宝物殿への収納、書庫での作業、そして旧会館にては、力のある有志が沢山の箱を開けて、他の者も献本の整理に追われました。整理後に開祖関係の貴重本を収める宝物殿は、外界とは隔絶された雰囲気がただよい、どの宝物も魅力があって手を休めてそっと拝見する者もありました。

 参加者の皆さんの尽力により、終わったときには「神霊殿」がより光を放っているよう感じられたと参加者が語りました。

 三日目の「早朝行事」は安田賢一伝道部長により行われました。「開祖の祝福を受けて神生する祈り」が高らかに唱えられ、祈られました。

「教育勅語奉唱」では、木村次郎千葉県佐倉支部長による教育勅語の解説があり、よく理解できました。

 朝食の後、安田伝道部長による講話があり、開祖・谷口雅春先生に撫でていただいて光になる、そしてその光を他の人に点灯して下さい、という話が心に残りました。

「感想発表」では、皆さんが伝修会で受けた輝きを、言葉や表情に顕しながら語り、それを聞いた皆さんも、また多くの方々に光を灯していく決意を述べていました。

 宮澤代表による「結語」では、ここに来られた方は開祖の御教えに導かれるという深いご縁のある方たちで、そして神殿ができたのを中心に、『ときみつる會』はこれからいよいよ発展する時であることを力強く語られました。

 閉会の式が春永榮神社のみ前にて執り行われ、「紀元二六〇〇年」「愛国行進曲」そして「使命行進曲」を参加者全員で高らかに歌った後、万歳三唱となりました。次にある金剛精進の会での参集を約して「神霊殿」をあとにしました。(広報部)